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「いちご」という文字をあちらこちらで見かけるようになった今日この頃、複数の情報筋から「ちょっとした“いちご大福”をつくる店がある」という情報が飛び込んできました（偶然ですが、ホントの話）。

その店は、前橋市・大渡橋のそばにある和菓子屋「金清堂」とのこと。さっそくいってきました！

私の持つ情報筋では「いちごミルク大福」と「敷島の桜」と「胡麻どら」が特にオススメなのだとか。
どれどれ、全部いただいていきましょうか。

まずは「いちごミルク大福」（180円）。

ほんのりとピンクに染まった外皮のおもちはビミョーにいちご色。お店の人が言うには、生のいちごをミキサーにかけて、おもちと混ぜるんだそうです。なるほど、なるほど。合成着色料を使わずに色も風味も楽しめる大福なのですな。ちなみにこの皮は100%おもちで、着色料や保存料などは一切なし。だから、翌日には硬くなってしまうのでなるべく当日中にとのこと。

上にのっかっている白いものはホワイトチョコでした！絵的には、ピンクの生地に白い薄化粧という色彩がカワイイです。ん？このチョコ、意外に甘くない。甘さをかなり抑えているようですね。

さて、それではパクッといきますか。
いただきまーす！
んんんっ！！！

ホワイトチョコの殻をパリッと噛み砕くと、中はしっとりしたやわらかぁいあんこ。ミルクと白あんが甘柔らかイチゴをくるんでます。実は私、ホントは「ミルク」が苦手なんです。おそるおそる噛みしめたそのとき！

あれ？…いけますね。おいしいです。中身も。ミルクあんといちごが適量で混ざり合っていちごの甘さがよく引き立っています。よくあるいちご大福の「いちご」ような酸っぱさや硬さは微塵もありません。甘くて柔らかい瞬間のいちごを見事封じ込めた！今しかない、という食べごろのいちごなんです。

ホワイトチョコ、添加物なしのおもち、コンデンスミルクと混ざった白あん。すべてはこのあま〜い「いちご」というクライマックスを演出するためのプロローグだったのですね。いやー、ブラボーです！

この「いちご大福」やはり人気モノだそうで、予約のみで売切れてしまうこともあるらしいです。
しかも、いい「いちご」の入荷した数だけ作るらしいので確実に手に入れようと思ったら電話予約でもしてから買いに行かれるといいかもしれません。

◆胡麻どら（150円）

生地にゴマが練りこまれてます。

◆敷島の桜（130円）

塩漬けの桜がアクセント。