3月は1年のうちでもっとも車検が多い月なのだそうです。
なぜ?新車の販売台数がこの時期に集中するからだとか。
先日、ピゾネットクラブで「車検」に関するアンケートをとったところ、「車検ってよくわからない」という意見がけっこう目立ちました。
そこで、「みんなの代わりに見学してきなさい…」ということで今回は、当社で車検を専門にしている「車検センター」というところに行って、いろいろ教えてもらいましたよ。

「方向指示器」とは交差点にある右折用の「→(矢印)」信号だと教えられてずっと信じていたけど、
最近になってウィンカーのことだとわかったばかりの、バリバリ初心者マークドライバーのしいなが、車検を勉強しようと社会科見学に行ってきました。

日ごろからきちんと点検・整備をしておけば、それほど交換するものはないとのことです。。

エンジンオイル、エレメント、バッテリー、ATF(オートマオイル)
PSF(パワステオイル)、冷却水、ブレーキオイル、タイミングベルト、
冷却水、ワイパーブレード・・・

それぞれ、走行距離や年数によって交換時期の目安があるそうですよ。
わからなければ、やっぱり車検時以外にも点検してもらったほうがいいんですね。

タイミングベルト?ってエンジンを回転させるのにとても大切な役割を果たしているものらしいです。
ちなみにゴムでできています。
ちょっと写真ではわかりにくいですが、よーく見ると細かいヒビが無数にあります。わかりますか?
車にはゴム製の部品がたくさんあるそうですが、「経年劣化」といって
使っていなくてもゴムの質は落ちていくものなんだそうですよ。

1トン以上もある車がいとも簡単に持ち上がっちゃいました。(私じゃなくてリフトのこと)
いろんな部品がむき出しになっているんですね。
ここでもチェックポイントはたくさんあったのですが、ほとんど覚えてません。
さすがに車のウラは、普通のドライバーでは日常点検なんてできないですよね。
ゴムが裂けちゃいました!(注:もともとゴムホースにヒビが入っていたもの)
ここまで劣化しているのは珍しいそうですが、こうなると走行中にブレーキが効かなくなっても不思議ではないそうです。
こんな細〜いホースが、ブレーキを動かして重い車を止めちゃうんですね。
不思議ですねぇー


車検を受けるときは事前に見積もりをしてもらって、おおよその金額と
どの程度の点検整備をするのか相談ができるそうですよ。
で、実際に点検してもらうと細かい部分で修理や交換が必要なものが出てくるのは仕方ありませんよね。
そこで、いろいろな点検項目をパーツのイラスト入りで説明したカルテのようなものを作成してくれます。
整備士の人が「この部品はあと何キロ走ったら、これはあと何ヶ月で」と交換時期の目安なんかも教えてくれます。
これは車のことを知らない人にとって、すごく親切です。
(今回の見学で唯一理解できた説明でした。。。)

車は動いているのだから整備なんかしなくていいとか、壊れたら修理すればいいじゃないかと思う人がいるかもしれません(私もそうでした。。。)。

実際、整備不良を見つけて部品交換を勧めても、「今はいいから…」と
何もせずに運転している人も結構いるんだそうですよ。

たとえば、今回見せてもらった劣化したブレーキホース。
放置すると、ブレーキが効かない!なんてことがありうるんですね。
こういうものは壊れてから直したんじゃ間に合わないでしょ。
だって止まらなくなっちゃうんですから。。。

車検って、しいなのように車のことがよくわからない人だと、何でもかんでも交換して法外な料金を取っているんじゃないか?と疑ってしまうものなんですよね。(これってお医者さんに診てもらうときも同じ心境かも)

大事なのは、日ごろから安心して任せられる「かかりつけ医」を車のためにも見つけることかな?と思ったのでした。
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