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しいな初めての乗馬体験場所は群馬県内富士見村にあります「群馬馬事公苑」。ただ「乗馬ができる」と聞いてきただけなので一体どんな馬が乗れるのかと思っていたのですが。。。

訪れてビックリ！いきなり「サラブレッド」ですか？これは大きい。それもそのはず、400キロあるそうです。

今回しいなを乗せてくれたのは「ムサシ」くん（11歳♂）。黒毛なのに額の毛だけが白毛という馬でした。人間でいえば「イケメン」系？？

最初は馬にブラッシングをします。どうやらブラッシングは好きなようですね。

「フワッ」

あらら、毛がいっぱい抜けてしまいました。一体どうしたのでしょう。これはどうしたものかとお尋ねしたところ、今の時期は「冬毛から夏毛に生えかえるんですよ」とのこと。ちょっと安心しました。って、ちょっとしいな見つけちゃいました！ムサシくん白髪が・・・馬でも白髪あるんですねー

次は爪の間に入ってしまった井草を取り除きます。足を「ポン」とたたくと足をあげてくれます。前足はいいのですが、後足は体重をかけてくるので重い。現に馬に乗る前から腕が痛くなってしまいましたよ。はたしてうまく乗れるのかしら。。。

さて馬に乗りますよー「とぅー」とか言ってかっこよく乗りたいところですが、踏み台を使ってまたがることに。やっぱりだめですか。

さすがサラブレッド。乗ってみると高いたかい。初めは怖いですね。でもムサシくんおとなしいのですぐに慣れましたよ。乗馬には「常歩（なみあし）、速歩（はやあし）、駈歩（かけあし）、襲歩（しゅうほ）」と4種類あるそうですが、今回は「常歩と速歩」までです。

常歩は手に持っている「手綱」を左右に操作するだけなのでそんなには難しくないのですが、問題は「速歩」です。

ムサシくんの走るのに合わせて二拍で「立って、座って」を繰り返さなければならないのです。ただでさえ、走っている振動でおしりが浮いてしまってバランスをとるのに大変なのに「立って、座って」の作業はハードです。日ごろ何も運動をしていないしいなは「駆け足」により自分が走ったときみたいに横っ腹が痛くなってしまったのです。見た目は簡単そうに見えるのですが、自分で体験してみるとかなり難しいのですね。

「どうやったらうまくなりますか？」とインストラクターさんに聞いたところによると、ポイントは「姿勢」にあるそうです。少し後ろに倒れるような姿勢だと安定し、きれいなフォームになるそうです。

ただし、「速歩」の場合は反対。立つときに前かがみにならないと反対に不安定になってリズムが合わなくなってしまうそうです。これは今日一回ぐらいじゃ取得できないようですね。

さぁこれで乗馬体験も終了。降りる前に「ありがとう」と首の部分を「ポンポン」とたたいてあげましょう。その後はお水を飲ませてあげます。えっ、いらない？そんなー

ってな感じで乗る前と一緒、ブラッシングをして小屋へレッツらゴー。ちょっと鈍感なのに隣で走っていたほかの馬が近づいてきときにビックリして暴れそうになったりもしたムサシくん。でもいっぱい戯れられて面白かったですよ。